仕掛けあいミーティング第2回開催!

あいにくの雨と風の中、参加者の熱気あふれる仕掛けあいミーティングが繰り広げられました!


昼過ぎ、野村さんはじめ、大勢のプロジェクト・メンバー(遠くは関西から夜行バスで、東京近郊の人も強風で遅れた電車で懸命にかけつけて!)、そしてTAPスタッフが取手に集合。


まずは旧戸頭終末処理場へ。予定では、この道を歩きながら聞こえた音をスケッチする浦田さんの「散歩ワークショップ」が…。次回の秋晴れを楽しみに。
使われなくなった煙突の中で音を鳴らす実験。
ホルン、鍵盤ハーモニカ、阪神タイガースの風船(ふくらませて放つと、飛びながらヒュ〜ッという音が!)、声を出したり、壁を手でたたいてみたり…。


続いて、福祉会館へ。
まず「お」と「と」のアクセサリー作りのワークショップ。
プラ板に油性ペンで色をつけ、思い思いの「お」と「と」を描き、オーブンに入れて、あっという間に出来上がり!
皆の「作品」を江渕さんが1つにつなぎあわせ、「お」と「と」がぶつかりあう音を楽しむブレスレットが出現しました。


「肉塊」と名づけられた不思議な着ぐるみ(本日のものは1人用。2人用もあるらしい)に入る実験も。
作り手の深澤さんが自ら入って、和室の畳の上を動き回るパフォーマンス!
この見本を見て、何人かの勇気ある有志が代わる代わる中へ入ってみました(もちろん野村さんも鍵盤ハーモニカを持って!)。
中に入る人によって、同じ「肉塊」が、こわく見えたり、哀愁を帯びて見えたり。


そして、絶妙なインタビュアー・森本さんによる、すばらしく「あーだ・こーだ・けーだ」的な時間が生まれました。
9月18日のフォーラム後から、「話し合い会」などを含むやりとりの中であたためられた様々なコラボレーションのアイディア。
それが今日、具体的なかたちに向けて大きく歩みを進めました。
11月19日に、ここ福祉会館でひらく「あーだ・こーだ・けーだパーティー」(イベント)では、
あちこちでどんな仕掛けあいの腕前が披露されるのか、とても楽しみです。


窓の外の激しい風雨と秋の涼しさ(寒さ?)にかかわらず、和室は「あーだ・こーだ…」の熱気であたたかく、
刺激的なミーティングの一日となりました。



TAPスタッフ/長尾